稲垣吾郎さんが2025年7月からの舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」のハリー・ポッター役を務めることが発表されました。舞台は2022年7月に開幕し、今年7月にはロングラン4年目となります。
今回は、稲垣さんの喜びのコメントと共に、ロングラン4年目となる舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」の魅力についてご紹介します。
稲垣吾郎のコメント
稲垣さんはハリー役に抜擢されたことに関して、「嬉しいです」と喜びを伝え、「ハリーは多くの方が演じてきた役ですので、世界観は崩さずに、けれど自分がやるからには新しい『ハリー・ポッター』をお届けしたいと思います。回を重ねて自分のライフワークの作品にできたら嬉しいです」とコメントしています。
歴代のハリー役はこちらの8名ですが、元アイドルが起用されるのは今回が初めてとなります。稲垣さんはどのようなハリーを演じるのか、これから楽しみですね。
- 藤原達也
- 石丸幹二
- 向井理
- 藤木直人
- 大貫勇輔
- 上野聖太
- 平方元樹
- 吉沢悠
舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」の魅力とは？
今年で4年目となるロングランとなった舞台「ハリー・ポッターと呪の子」ですが、その魅力はどのような点なのでしょうか。SNSでの反響や、私が実際に見て感じた魅力を大きく3つご紹介します。
魔法を再現した演出
まず、見た人が1番に感じるであろう魅力は、魔法を再現した演出の素晴らしさです。
ハリー・ポッターは魔法界の物語なので、舞台を観る前はそれがどのように表現されるのか、注目している人も多いと思います。ハリポタファンである私もその1人でしたが、演出の完成度にはとても感動しました。本当に魔法を目の前で見ているかのようで、どのような仕掛けになっているのかわからない演出もあり、SNSでは何度観ても感動するという感想も多く寄せられています。
また、舞台のキーアイテムであるタイムターナー（逆転時計）で時空を超えるシーンが何度も出てくるのですが、違和感なくスムーズにシーンが進み、しっかりとストーリーに没頭することができます。観客含め、会場全体が魔法の世界に引き込まれ、非日常的な体験をすることができます。
俳優陣の演技力の高さ
次に、俳優陣の演技力の高さです。
前半でご紹介したハリー役だけではなく、その他の俳優陣も非常に豪華な顔ぶれとなっています。ストーリーを知らない人でも、豪華キャストに惹かれて観に行く人もいるのではないでしょうか。作品の元々の面白さはもちろんですが、演者の真剣な姿を見ると、知らず知らずのうちに作品に引き込まれてしまいます。また、今回の舞台では魔法の演出とタイミングを合わせる必要がありますが、実際に魔法を使っているように見えるほど、作品がしっかりと作り込まれていました。
そもそも「ハリー・ポッターと呪の子」はハリー達が魔法界を救ってから19年後の物語のため、通常のハリー・ポッター作品には登場しないキャラクターも登場します。新しいキャラクターがハリー達とどのように絡むのか、ハリーの父親としての姿など、俳優陣の演じ方によって今までにない新しい作品として楽しむことができます。同じキャラクターでも演者によって雰囲気が変わるのも、舞台の魅力のひとつですね。
会場周辺の世界観作り
最後に、会場周辺の世界観作りです。
舞台の会場である赤坂ACTシアターの周辺は、舞台と一緒にハリー・ポッターの世界を楽しめるスポットがあります。例えば、ハリー・ポッターやファンタスティック・ビーストのグッズを購入できるショップ「マホウドコロ」。外にはヘドウィグのオブジェがあり、まるでダイアゴン横丁に出てきそうな外観に、入る前から心躍ります。店内には定番商品だけではなく、季節に合わせた限定商品を展開し、フォトスポットもあるので、ハリー・ポッターの世界観にしっかりと浸ることができます。
他にも、ハリー・ポッターカフェもおすすめスポットです。各寮のフラッグが下がった赤い外観が特徴的で、店内も随所にハリー・ポッターの世界を感じることができます。メニューは実際にホグワーツで出される料理を再現したものや、キャラクターを模したものなど、そこでしか味わえないものばかりです。
また、赤坂ACTシアターの前にある地下鉄につながる階段を降りると、舞台のキーアイテムであるタイムターナー（逆転時計）のオブジェも。階段の両脇にはいくつもの肖像画が飾られ、まるでホグワーツの階段を登っているかのような体験ができます。実際に私が行った際には、改札を出た瞬間ハリー・ポッターのサントラが流れ、階段を登っただけで一気に作品の世界に引き込まれました！
このように、舞台の魅力はもちろん、シアター周辺からハリー・ポッターの世界へ連れて行ってくれるのは、舞台の魅力をより大きいものにしてくれています。異世界に来たような非日常的な体験ができるので、まだ観に行っていない方は、この機会に観に行くのはいかがでしょうか。
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